過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

いろいろな動きの「支点」はどこにあるのか

施設のバーを利用して、ストレッチができる。きょう、そのことを発見した。
車椅子の昇降用なので、スロープになっている。バーは二本ある。平行棒のようにして使える。スロープで、屈伸やふくらはぎ伸ばし、鋤のポーズで頸のストレッチもできる。
伸ばす筋肉と縮む筋肉を意識して、じわっとやっていく。ゆっくりゆっくりだ。これがとても深い体験になる。まさにマインドフルネス。
-------------------
のばす、ちぢむ、かがむ、ひねる、回転させる、いろいろな動きの「支点」はどこにあるのかとか、観察するのも面白い。
回転させるとき、基軸をどこに置いているのか。
肩か、肘か、手首か。基軸の起きどころの意識によって、いろいろな動きが起きる。
常日頃の、慣れ親しんできた動きとは、まったく違う動きが出てくる。それを発見するのが面白い。
-------------------
こないだZOOMでブルガリアバレリーナのさくらさんと話した時、へそを上に向ける(というような)動きを教えてもらった。
そのことで、腹筋の動かし方が異なってくる。両方の指を後ろで組んで、それを椅子の上に乗せて、肩を動かすと肩甲骨剥がしになる。それもよかった。
--------------------
フェルデンクライスメソッドをならったとき、骨盤・仙骨を時計版のようにイメージして、時計の針をぐるっとまわす。短針がいま3時、6時、12時などとイメージして動かすと、微細な変化に気がつく。
ま、そんなことも含めて、7月1日には、高橋美帆さんとからだの動き、ヨーガと瞑想について語り合う。実際のワークもやってくださると思う。参加ご自由。