過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

手当て療法、手のひら療法

手当て療法、手のひら療法。

昨日は、あかりが39.8℃の高熱。
ふくらはぎが痛い、痛いと泣き叫ぶ。そして、背中が痛い。おでこが痛い。頭が痛い。
これは、まさかコロナかなあ。ついにきたか。
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すごい熱。水枕で冷やす。アイスノンで冷やす。

「おとうちゃん、さすって。手をあてて」

手のひらでふくらはぎ、背中、おでこ、頭、そしてまたふくらはぎ……とさすったり、手を当てたり。

体内でウィルスと闘っている過程で、あちこちが痛むのだと思う。結局、夜中の2時くらいまで手を当ててた。

そうしてやっと眠りに入った。

今朝になって、まだ熱は39℃あるものの、いつもと同じように元気になった。痛みなどはなくてケロッとしている。「うんこドリル」もやってた。やれやれ。

どれどれと、また背中やおでこに手を当てると、
「おとうちゃん、うるさいからあっちいってて」と言われた。
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また、手術後の妻が回復中、体がだるいので手を当ててほしいと、手のひら療法。ラクになったという。

この手あて、手のひら、あるいは癒気というのは、相手にも効果があるが、手を当てている自分にも気が回って元気になる。

治そうとか、念じるとか、そういう思いをあんまり持たず、ただ手を当てている。手の感触を感じる。呼吸によって相手の身体が膨らむ縮む。それを感じる。そのほうがいいみたいだ。