過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

日本山妙法寺を創始した藤井日達上人

たったいま、写真がやっと仕上がって届いた。いやあ、とってもいい顔だ。ほれぼれする。(右:修正前、左:修正後)

この方は、日本山妙法寺日蓮宗系)を創始した、藤井日達上人である。御年90歳くらいのときの写真だと思う。数多のお坊さんの顔に接してきたが、いつもトップクラスと感じるのは、この藤井日達上人である。

お寺を訪ねた時、御宝前に飾ってあったお師匠さんの写真があまりに色褪せていた。

「せっかくのお師匠さんのお写真、もったいないので、修正してあげましょうか」
「それはうれしいです。お願いできますか」と庵主さん。
「いいですよ。よろこんで。でも、いまいそがしいので、時間がかかるけど」

そう約束したのから、すでに半年くらいたってしまった。あれやこれやと忙しくて。加工作業は、妻がおこなった。

藤井日達上人は、中国大陸とインドに渡り布教。ガンジーとも親交が厚く、ガンジーもよろこんで団扇太鼓で南無妙法蓮華経と唱えた。ガンジーは、藤井上人に接して、日本の古武士の志を感じたようだ。

日本山妙法寺は、独身主義で妻帯しない。そして、平和運動を展開している。内輪太鼓を叩いて、アメリカ大陸などを行脚された。

インドには10余のストゥーパ(塔)と寺院がある。ぼくはインドをよく旅した時、よく寄らせてもらった(カルカッタ、デリー、ダージリンなど)。やっと、少しご恩返しができるかな。

 

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