過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

お金を払うとき感謝してみるという習慣

お金がでていくとき、「ああ、また出て行くんだ。もったいないなあ」と思うことがある。お金に対して、否定的なエネルギーが伴うことがある。で、これは、お金をつかうときにつねに感謝してみようか、という実践の話。

持っているお金が少なくても、まずそのお金があることに、支払えることにまず感謝する。次に、お金を払う時に感謝する。だれに。相手にだ。かかわる人たちみんなに。

たとえば、どこかで買い物をして支払うとき。この品物にかかわっているすべての人びとに、幸あれと念じる。その店、従業員の人たち、商品を作っている人たち、農家の人たち、物流の人たち……。このお金は、かれらの人生が高まることに使われていくんだ、役に立っているんだと念じる。自分のお金が、人から人へつたわり、たくさんの人たちに喜びとエネルギーを与えていく。そのように念じてみる。

そういうあり方が、定着していくと、なにかが変わってくるかもしれない。お金だって、こちらのほうに流れてくることになるかもしれない。これは、試してみる価値があるかもしれない。