【炭を熾す】
①早朝の仕事は炭熾し
②だいたい10時間は暖かさが持続する
③かつてのの熱源は炭であった
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起きたら室温は0℃ 早朝の仕事は、七輪に消し炭をいれてオガ備長炭に火をつける。
ふーふー。火吹き竹が活躍する。
朝の呼吸瞑想。肺を動かす筋肉のトレーニングにもなる。
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5分もすれば火がつく。それを消し炭とともに掘りごたつに入れる。
こたつのの中は20℃以上。あちちちとなる。室温はいまやっと3℃。まさに頭寒足熱。
あまりに熱いので、燃えた炭に灰をかけて埋み火とする。これで、熱さはおさまる。
そのまま、だいたい10時間は暖かさが持続するのだ。
30キロ7000円のオガ備長炭だが、さて1ヶ月くらいもつのか、いや2ヶ月か、わからない。
敷地にはせっかく炭焼き窯があるのだから、それを稼働して炭焼とするか。竹炭もいいし、栗の木も素材にいい。
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むかしの人(といっても、昭和の30年代まで)の熱源は炭であった。各家庭には必ず火鉢があった。家の作りは新建材じゃなくて、無垢の木が多かった。密封性き低くて、中毒は起きにくかった。サンマとかサバなどを焼くのも、庭に出で七輪であった。
風呂は当然、薪釜。ごはんを炊くのも竈で炊いていた。
そのうち電化製品が発達して、みな熱源は石油やガス、電気になった。
しかし、薪や炭で料理したりするほうが美味しい、芯まで温まる。じつに味わい深いのだ。