過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

暖房は掘りごたつとした

熱源は炭だ。朝、庭で焚き火をして炭を放り込む。焼けたところで、それを掘りごたつに入れる。
すると、もうたいへんに温かい。熱くなりすぎるくらい。適当に灰をかぶせて埋み火で調整する。
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暖房は掘りごたつとした。薪ストーブは、やはり煤や煙が肺に良くないようなので、やめた。なにしろ間質性肺炎だからね。

いまは掘りごたつの天板の上にパソコンのモニターを置いて仕事している。

この古民家は一階だけで30畳くらいあって、隙間も沢山。一酸化炭素中毒の心配はない。まあ、焼けた炭を運ぶ時に転んだりして、炭をこぼして火事になるという心配はあるが。

こうして掘りごたつに入っては、ほとんど一日を過ごすということになった。
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親友が「養命酒」を送ってくれた。
もう断酒したから飲まないよというと、「それは酒ではない。滋養である」と。
うん、まあそういえばたしかにそうだ。
その真心をありがたく思い、一日、おちょこ一杯をいただくことにした。
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あかりが描いたおとうちゃんのイラスト。自分で焼いたんだよ、とパンもうれしそうに持ってきてくれた。