体を温めることが一番いい
①半露天風呂を納屋にセット
②風呂に入りながらの読書
③薪釜の風呂は、とにかく体は芯から温まる
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体を温めることが一番いいと思う。
40度から41度ぐらいの風呂にながーく浸かる。
風呂に入りながら読書する。たまたま納屋に置いてあった広辞苑ほどの厚さの「俳諧歳時記」をめくりながら入っていた。そうすると30分でも40分でもいられる。わが家に温泉があるようなものだ。
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雨対策もあるので、母屋のそばの別棟の納屋に風呂をセットした。まだ改善の余地は大いにあるんだけど、とりあえず。ま、半露天風呂でいい。もちろん内風呂はあるけれど、そこではあんまり長風呂したい感じがしないのだ。
工事が手間なので、煙突は屋根の上から出してない。納屋は四方が空いているので、煙は充満しない。
ただ、昨日のことだ。追い焚きのために竹や杉を一気に入れたところ、煙突から炎が出てきて、たまげた(4枚目の画像)。まるでロケットストーブみたいだ。これ、竹の油の威力だなあ。
これでは危ないということで、炎が出ないようなH型の煙突にした。
明日は、屋根の天井の下にガルバリウム鋼板を置いて火が燃え移らないようにする。火花が飛ばないような工夫も。
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薪釜の風呂は、とにかく体が芯から温まる。
ガスや電気で温めた風呂と薪で温めた風呂では、まったく温まり方が違う。遠赤効果なんだと思うが、不思議なことである。
理論的にはわからない。同じ温度に温められたお湯であっても、熱源の違い(ガスや電気と薪釜の循環型)による質的な差はどうしてなんだろう。なにか分子レベルで違いが起きるのか。このあたりは、理論ではわかりにくい。
しかし体感として明らかに違う。そして、湯冷めしないのも事実。これは多くの人が薪釜の風呂に入って驚くことだ。体験すれば即座にわかる。
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さて、風呂のヘリに板を敷いて、そこに座って足だけ入れて足湯のようにすることもできる。あるいは、机のような工夫をすれば、パソコンを持ってきて足湯しながら仕事ができそう。これも工夫次第だなあ。
風呂から出たら、炭の掘りごたつで温まりながら原稿書いてる。室温は5度。流石に上が寒くなったので、毛皮を着ている。友人の占星術家が送ってくれたすごいゴージャスなミンクのコート。これは温かい。冬は冬で楽しめるってもんだ。