過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

火吹き竹ヴィパッサナー

【火吹き竹ヴィパッサナー】
①火吹き竹でふー・ふーと火をおこす
②衰弱した肺のトレーニングになる
③まさにヴィパッサナー(いまここのある、自己洞察の瞑想)そのもの
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火吹き竹でふー・ふーと火を熾す。
ふー・ふーと長く息を吐く、短く息を吸って、またふー・ふーと長く息を吐く。
そのたびに炭の火が熾っていく。薪が燃え盛ってていく。

朝は零下になった室内。
暖房は、掘りごたつと火鉢。
薪風呂を沸かす。そのとき必需品が、火吹き竹。
外で火をつけるので、零下での作業だよ。それでも炎が出ると温かい。
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この仕事はとてもおもしろい。
そのまま衰弱した肺のトレーニングになっている。肺の細胞の活性化と肺を動かす肋間筋や横隔膜のトレーニング。

なによりヴィパッサナー(いまここのある、自己洞察の瞑想)になっている。ひたすら、吸う息・吐く息に意識を向けるのみ。
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ということで、かなり中核的な鍛錬法ではないかと思うようになった。
不思議なことに、火吹き竹で吹いていると、まったく苦しいことはない。かえって調子がいいような気がしてきた。しばら実験を続ける。