【同病の人同士の交流が望まれる】2024.01.19
①肺の病の人は酸素ボンベカートを引いている
②「同病、相憐れむ」で交流していきたいところ
③聞いていくと、共通の友人がいる
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病院に行くと、肺の病の人は酸素ボンベカートを引いているのですぐに分かる。呼吸器科の待合スペースでは、いつも気軽に声をかけるようにしている。
「どんな病気ですか?」「ああ、間質性肺炎ですか、わたしとおんなじですね」「いつ頃かかったんですか?」「いまどういう暮らし方をしていますか」など。
こうして、病の先輩たちの病気の進行度や暮らし方を聞くと、参考になる。できれば、「間質性肺炎に負けないグループ」でもつくって、日頃から交流をしたいところだが。まさに「同病、相憐れむ」だ。
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病院での検診。いつものように、自動的に採血、レントゲン。
待合のスペースの女性に声をかける。気さくに応じてくれた。間質性肺炎にかかって10年余だという。いま76歳。酸素ボンベカートで、鼻から酸素を吸引している。
それが発見されたのは、定期検診でほんとうに小さな点のような白い影がみられたことからだという。発見が早かったと言えるか。
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「もう76歳だし、いつ逝ってもいいと思っている。でも、生きている限り、なるたけ楽しく暮らすようにしている。」
家族は子どもと孫の6人暮らし。自分の役目は、みんなの料理の担当。クルマで買い出しも行ける。
聞いていくと、共通の友人がいた。春野でログハウス暮らしをしているOさんの亡くなった主人の妹だという。その方は昨年、肺がんで亡くなったらしい。住所も交換したので、いろいろ交流していくことになると思う。