過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ティー・ストレーナーで温灸を

きょうは、61歳の誕生日ということもあって、やっぱり〈からだ〉だ。〈からだ〉に立ち還らなくては、と朝から試行錯誤していた▲体の調子が悪いと、自分を取り巻くいろいろなこともネガティブにみえてくる。体が元気だと、世の中のことも楽観的にみえる。まずは〈からだ〉にたちかえること、と。

それで、お灸だ。こないだお二人の女性にお灸をためしてもらつたら、とてもいい体感を得たところから、お灸の探求が再開した▲ぼくのお灸の方法は、間接灸だ。輪切りしたニンジンや生姜の上にモグサを盛り上げて火をつける。熱くなったらずらす。かんたんな方法だけど、それでもすこし手間がかる。火のついたモグサがこぼれると火傷する。

なにか、かんたんないい方法はないかと、温灸の器具を検索していたら、そうだ!ティーストレーナーだ、この中にお灸を入ればいいんじゃないかと閃いた▲さっそくモグサを入れて火をつけてみる。ゆっくりと燃えてゆく。小さな穴から煙が出る。やがて球体が熱くなる。

さあ、ツボに当ててみる。いきなりじゃ熱いので、ティッシュか手ぬぐいの上からこすってみる。うん、なかなかいい。目の下、首の後ろのぼんのくぼ、合谷、へそ、仙骨、腎臓などのツボを温めてみた。動かしてマッサージしながら温められる。これ、かなりいいぞ。