Amazonのプリント・オン・デマンド方式で本を出すというアイデアを固めつつある
プリント・オン・デマンドのメリットは、こんなところか。
①「制作費用」‥‥ほとんどかからない。自分で原稿を作成して、手順に従って流しこむだけ。
②「手数料」‥‥売価の3割か4割くらいをマージンで取られる。ということは、定価の6割から7割は収入がある。フツーは出版社から販売されると、印税としての収入は8〜10%。ときには5%とか。
③「在庫」‥‥自費出版なんかすると、在庫の山を抱えて大変。そして、売れるはずもない。
④「流通」‥‥Amazonに発注すれば、即座にAmazonが印刷製本して送ってくる。翌日か翌々日に届く。一冊でも可。
⑤「広報宣伝」‥‥自分で行うしかない。SNSとYou Tubeと連携して宣伝する時代。
⑥「貯蔵庫」‥‥もしも売れなくても(売れないでしょう)、自分の思想の貯蔵庫として考えればいい。管理費もかからない。
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そういうマインドが起きてきた。
よし、これまでの自分が書いてきたことをまとめて出版するぞ。まとめれば、100冊くらい書けてしまう。
売れれば嬉しいが、売れなくてもそれはそれでいい。まずは本にまとめるということがポイント。そこから、いいろ地平が開けていくかもしれない。
先日会った、鴨川の釈迦寺の影山さんは、そのようにしてヨーガと瞑想の本を出されている。
ドイツの大学で日本の哲学を教えていた松戸さんは、この方式で本を出している。こないだ、送っていただいた。ドイツから送るのではなく、アマゾンに手配して配送先を指定すれば、届くわけだ。
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ここのところ、毎日のようにいろいろな人から出版の相談を受けている。
みなさん大手出版社から出したい、大型書店に並べたいという夢がある。だが、そこに至るまでの壁は大きい。なにしろいまは本が売れない。読まれない。買われない。書店は潰れる。なので出版社は、とても慎重。
「本を出しませんか」というビジネスだけは盛ん。本を出したい人を対象に、100万円、200万円という費用で出してあげるわけだ。
これは、一流の大手出版もやっている。講談社も、新潮社も、幻冬舎も。友人は、新潮社から出すのに600万円もかけていた。文芸社はたしか200万円くらいかな。
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しかし、売れるはずもない。
そもそもそれらの出版社のビジネスモデルは、書店に来る不特定の読者をターゲットにしているのではない。
「本を出したい人が客」なのだ。「その人からの売上が目的」なのだ。
そもそも大手書店の店頭には、まず並ばない。書店には配送されても、即返品。ダンボールが来てもそのまま返品というケースが多い。そして、廃棄処分となる。まあしかし、稀に売れる場合もある。そのあたり、出版はバクチ。
売れるのは、コンテンツはもちろんのこと、タイトル、ターゲット、カバーデザイン、広報宣伝、タイミング、ネームバリュー、いろいろな要素がある。