ちょっと息抜きに渡辺照宏さんの「仏教」「日本の仏教」「お経の話」（岩波新書）の三部作をスキャンした。
1960年台（昭和30年台）の著作だが、とてもわかりやすく、読みやすい。仏教の大筋をきっちり抑えている。世にいろいろな仏教書があるが、いちばんおすすめの基本書だと思う。
なんども読み返している本だが、この本をテキストにすれば、仏教事典みたいに使える。
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この3冊スキャンしてＯＣＲで読み込んでテキストにした。エディタに全ていれた。ざっと30万字、原稿用紙にして1,000枚くらい。
どんなふうに使うのかというと、たとえば、「戒律」について検索してみる。テキストエディタになっているので、瞬時に「検索一覧」が出る。そこをクリックすれば、本文に飛べる（タグジャンプ）。
エディタのすごさは、この検索一覧にある。ワードみたいなものは、この「検索一覧」ができない。検索結果のひとつ一つが文章にマークされても、それをみていくのは手間だ。ぼくはJEDIT（千円くらいのアプリ）を使っている。
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さて、スキャンしてＯＣＲ、そしてテキストにする作業はそんなにかかからない。１冊あたり20〜30分くらいだ。
作業手順としては、①本をばらす②スキャンにかける（自動式スキャンなので、手間はかからない=富士通のScanSnap）③GoogleDriveにアップロードする④開く時、GoogleDocumentで読み込む。ＯＣＲ機能が働いて90％以上の精度でテキスト変換される⑤エディタに入れる。
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あとは暇な時に、文章を読む。大切なポイントをゴシックにしたり、色を付けたり、アンダーラインを付ける。ブックマークを付けてジャンプできるようにしたり加工する。こうした作業と学びの過程はまことに楽しい。
こんなふうにして、ジェームズ・アレン、ニール・ドナルド ウォルシュ、クリシュナムルティとか、テキストにしていこうと思っている。
