過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

かたみとて 何残すらむ 春は花 夏時鳥 秋はもみぢば

いい本はOCRでテキストにして、パソコン画面で読んでいる。
テキストにすると「ブックマーク」と「一括検索」が瞬時なのがいい。加工しながら読んでいくわけだ。

朝は、渡辺照宏の「お経の話」「日本の仏教」「仏教」を読んでいた。
それをあかりが横から見て、「なに読んでるの?」という。

──こうやって、いい文章は太文字にしたり色を付けたりするんだよ。そしたら、あとからぱっと読み返せるからね。

「ふうん。そこ読んでみて」

──かたみとて 何残すらむ 春は花 夏時鳥 秋はもみぢば(良寛

「それ秋はもみじばっていいね。おとうちゃんも、そういうこと書くといいよ。
ワクチン接種がどうのってって書くよりも、こういうことを書けばいいんじゃない」