過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

呼吸が生き方に根を下ろす

いつでも呼吸に戻る。呼吸に意識を向ける。吸う息、吐く息に気づく。吸う息、吐く息と一体になる▲するとそこから、あたらしく蘇る。あたらしく目覚める。

ああいやだな、つらいな、面倒だな、思いやられるな。そんなときが、よく訪れる▲考えを追っていくと、さらに深みに入っていく。さらに重たくなっていく。考えることが、事態を複雑にして身動きできないようにしていく。

そんなとき、呼吸に気づく。呼吸に戻る。呼吸と一体になることで、思いを追わなくなる。考えが止まる。すると、ラクになる▲それはすなわち、「いまここ」に生きることになる。いまここを賢く生きる道が開ける。

どんなときでも、呼吸に戻ることを習慣づける。呼吸に心と体をつなぎとめる。呼吸が生き方に根を下ろす▲呼吸に根を張る生き方を、ただいま実践中。つねに呼吸に戻るだけ。それがとても難しいことだけど。手応えは、じゅうぶん。