過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2018-07-10から1日間の記事一覧

すなわち呼吸に意識を向けること。呼吸につなぎとめる

ある男が優秀な召使がほしいと思っていた。なんでもやってくれる召使がいたら助かる。そうして、そんな召使があらわれた。なにか命令すれば、即座にやってくれる。「ご主人様、次は何でしょうか」と。これは便利でいいと思った。やがて、ほとほと疲れてしま…

「しっかり不安ともにいる」しかない

不安、焦り、心配というものは、沸き起こる。とくに、眠れないときとか、夜に目が覚めたときなど。次から次へと湧いてきて、勝手に暴走する。想念に巻き込まれてゆく。不安とは、いわば妄想の連続なのかもしれない。そうしたときの心強い味方は、やはり呼吸…

「呼吸の気づき」と「怒り」は、同居・両立しない

つねに「呼吸の気づきとともにある」、という実践の試行錯誤中。呼吸は忘れる。無意識になる。身体は覚えていても、心は呼吸を離れる。頭のほうが、どんどんと動き出す。穏やかでとくに何もないときでも、呼吸に気づきを入れるのは、なかなか難しい。すぐに…