過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ

「一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ」は、宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」の一節。賢治が闘病中に手帳に記した遺作のメモ。

いくらなんでも、「玄米四合」って多すぎるのではと思っていた。
調べたら、玄米4合のカロリーは約2000kcalで、成人男性に必要とされるカロリーの2600kcalに比べて多くはないようだ。

農業など肉体労働をしていたら、それくらい食べるのかもしれない。
  ▽
それで、きょうは発芽玄米を炊いてみた。
15時間くらい水につけておくと、発芽してくる。玄米は生きていることがわかる。白米は絶対に発芽しないからね。

それを長岡式酵素玄米法で一升炊いた。火と水加減がちょうどよかったのか、もっちりしたものができた。もうそれだけで、十分においしいのだ。

こんなおいしいもっちりした玄米ができたのなら、それこそ「味噌ト少シノ野菜」でいけるなあと感じた。