過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

10年余、耕作放棄地だった田んぼの耕作スタート

きょうは、新しく借りることになった田んぼの耕耘。広さはぜんぶで3反(3,000平米)。地主の方も手伝ってくださった。10年余、耕作放棄地だった。そのため土が肥えているので、まったく無肥料でお米ができると思う。もちろん無農薬。

けれども、雑草の種は地中にものすごく貯えられているので、夏草との戦いはたいへんだ。そこで、こちらの田んぼではアイガモを放って、雑草を食べてもらう。うまくいけば、春野の名物田んぼとして、子どもたちお年寄りが、楽しみに見に来てくれるかもしれない。まあしかし、素人が始めることなので、どうなるか……。

耕作放棄地の田んぼのもう一つの問題は、水もちの悪いことだ。川から水を引いても、どこかで水が漏れてしまう。すると土が露出する。土が露出すれば、雑草が一斉に生えてくる。そこで、水を入れっぱなしにしておく。すると、低温障害で稲が育たない。ということで、これから徹底して、畦を固めて、水もちのいい田んぼにするという作業が始まる。