過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

となりでは手作業の田植えが

心配していたが、苗はちゃんと根付いていた。もう大丈夫だろう。楽舎の田んぼは、植え残しの田植えと除草。もう雑草の芽が出てきている。大友くんが作ってくれたチェーン除草器、竹箒除草器、針金除草器が、なかなかいい。

となりで無農薬の田んぼをはじめた早川君のところは、手作業での田植え。内海さんが「一人田楽隊」で太鼓と笛を演奏していた。

一昨年まで、この広大な里山は、一つの田んぼ以外、すべて耕作放棄地だった。もう20年余の休耕田。楽舎が昨年から稲作を開始して、今年もさらに田んぼを増やした。早川くんたちも新たに田んぼを開始。ともに無農薬・無化学肥料で育てる。

ここは、生物多様性の豊かな田園地帯になってゆく。お母さんと子どもたちが訪れる風景があらわれる。お年寄りも子どもたちも、アイガモを見にやってくる。きっと賑やかになるぞ。収穫祭には、それこそアフリカンドラム、ディジュリドゥー、笛や太鼓などでの演奏とダンスということになりそうだ。