過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

学生たちが春野町でフィールドワークをしたい

駒沢大学の長山先生のゼミがこの夏、春野町でフィールドワークをしたいということで、やりとりをしている。

30名の学生が春野に滞在して、各研究テーマで山里の人を訪ねる。たとえば、A班「林業バイオマス」、B班「起業・社会的企業家」、C班「住民コミュニティ(山里暮し)」という感じ。

その成果を、第二回「ラブファーマーズ・カンファレンス」の場で発表する。「ラブファーマーズ・カンファレンス」は、昨年、春野で開催。有機農業の全国の集い。全国から300名余の方が参加。歌手の加藤登紀子さんもボランティアで駆けつけてくれた。その集いのカリキュラムに学生の発表を入れてもらおうと考えている。学生も張り合いが出る。

ただ、いろいろ課題はある。なにしろ山奥に滞在するので移動手段だ。8人乗りのハイエースを手配して、3班別々に動く。あるいは「林業バイオマス」は、山に滞在。「起業・社会的企業家」は、里のほうの家に滞在。「住民コミュニティ(山里暮し)」は、遠い山里の民宿に滞在というふうに、分けるか。

いま春野は、いろいろと学生が関わりだしている。静岡文芸大の船戸先生のゼミも数年前から関わっている。今年は、I先生のゼミも関わるようにも聞いている。浜松学院大は、勝坂の集落に滞在して、そば打ちと勝坂神楽の伝承を学ぶ。そのほか、常葉大学の学生が茶摘みに。昨年は、愛知大学、都留文科大の学生が、卒論のテーマに山里の暮らしや空き家を調べたいと訪ねてきた。

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