過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

カエルやらヘビが出てきた

軒下から大きなガマガエルが、のそのそと出てきた。まるまると太っている。布袋さんみたいだ。不気味なことこの上なし。寒さのためか、動きは鈍い。棒で頭をコツンと叩いてみても、まったくへっちゃらのようだ。

困るのは、こういうカエルを求めてヘビたちがやってくること。昨日は、山道を車で走っていたら、ああ、長い紐が落ちているなあ。でもまてよ、もしや……。近づいたら、やっぱりヘビだった。長さ2メートルみありそうなアオダイショウ。向こうが慌てて逃げ出してくれたけど。

シマヘビやアオダイショウは、不気味で恐ろしいが、まだいいほうだ。そろそろマムシが出てくるんだ。マムシは、人が近づいても逃げない。とぐろを巻いていて、じっとして動かない。知らずに踏んづけると、咬みつかれる。ということで、日常は長靴を履く。わがやは沢から水を引いているが、たびたびパイプが詰まる。それでちかぢか修理に行かなくちゃいけない。そんなとき、必ずマムシに出くわすことになるんだ。憂鬱だ。