過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「死んだらどうなる?」をテーマにした本作り

「死んだらどうなる?」をテーマにした本作り。ZOOMで取材した映像を元に文章にしている。
本作りで一番体力を使うのは、文字起こしだ。文字にしてしまったあとの文章の整理というのは、わりと楽しい仕事なのだが。
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むかしはカセットテープを聴きながら、テープレコーダを足元において、足の指で止めて再生、みたいなことをしていた。あるいは、友人に外注していたこともある。

やがていろいろ便利なアプリが現れてきたものの、やはりたいへんではある。ZOOMのデータをそのまま文字起こししてくれるNottaのようにアプリも便利だが、あれここへんだなあ? というところなど、聴き直さなくちゃいけないとか、手間がかかる。
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そこで、こういう方式にした。
ZOOMの映像をYouTubeにアップロードして、倍速で聞く。
それを聴きながら、頭の中で少し編集しながら、iPhoneに音声入力していく。音声入力データはGoogleDocumentに記録される。
あとで、GoogleDocumentを文章のかたちに整理する。
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GoogleDocumentがいいのは、音声入力も可能だし、わりと正確。そして、文章は常に最新のものとなる。

いくつもファイルを作ってしまい、文章を推敲したら、それは古いものだったということはよくあったが、GoogleDocumentにはそれがない。

そして、他の人とデータ共有が可能なこと。数名が同時に分担して文字化していくこともできるわけだ。編集者にいまの進行状態を知らせることができるし、「ここはどういう意味ですか?」「ここはこうしたら」というアドバイスを書き込んでもらうことができる。

また、サブタイトルを作れば、そこをクリックすればタグジャンプできる。その文のところに瞬時に行ける。文章の流れを筋道を追うことができるし、入れ替えることができる。
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まあ、この方式がいちばん楽かなあと思う。試行錯誤だ。というわけで、きょうは2時間分の文字起こしをして文章にするつもり。