過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

清流に行こう。澄み切った川に

清流に行こう。澄み切った川に。生活排水のまったくないところがいい。
そしたら、消滅集落の川だ。
ということで、石切という消滅集落まで、あかりとでかけた。ここから30分。

道が悪い。豪雨になったら土砂崩れしそうな斜面が多い。
集落の手前の別荘地など、すでに崖が崩れてきていた。これ、本格的に崩れると川が氾濫するなあ。
まあ、そんなふうに地形を観察しながらのドライブ。もろに地形学の観察に適している。
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石切の集落について、川に行こうとした。
「わっ、ヤマヒルが」とあかりが叫んで、クルマに戻ってしまった。こないだのヤマヒル体験が、トラウマになっている。

仕方がないので、石切川は諦めて、杉川で泳ぐ。
こないだの豪雨のために水は澄んでいない。
少し泳いだらもう寒くなった。

「もう帰ろうか」
──うん、そうだね。

あっさりと帰ることにした。

このあたり、おとうちゃんと娘は、ほとんど執着がない。あっさりしている。
  ▽
この暑さにいちばんいいのは、冷たい水をかぶること。
さいわいうちの敷地に沢の水が流れている。沢の水を掬っては頭から水をかぶってきた。20杯くらい。
そこをせき止めてプールにして、沐浴場にする。新しいプロジェクトだ。