過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

遠州の牧師会で、説明をさせてもらうことになった

遠州の牧師会で、説明をさせてもらうことになった。来年4年目を迎える「神社・寺カフェ」に、キリスト教会も参加してくださるよう、説明することが目的である。

「神社・寺カフェ」は、浜松市内の神社と寺が参加してくれている企画であるが、今回は、新たにキリスト教会も参加してもらおうとしている。すでにいま、参加申し込みは2教会ある。
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企画趣旨は、ほんらい地域の拠り所であり、伝統を継承してきた神社とお寺と市民を結ぶ、というところにある。キリスト教会は明治にできたのであるが、その歴史は古く2,000年に及ぶ。地域の拠り所、心の癒やしの場になっているところは、たくさんある。

伝道はもとより、社会貢献、奉仕活動にも熱心である。ところが、やはり普通の人には敷居が高い。訪ねにくい。ので、これをきっかけに、気軽に訪ねてもらおう、ということが趣旨だ。

たとえば、ひとり泣きたいとき、ひとり静寂でいたいとき、ひとり祈りたいとき、そんな場にもなりうると思う。
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いま参加をいただいているのは、浜松で一番古い日本キリスト教団浜松教会、そして、今年の3月に「看とりとおくり」の講座を担ってくれた笠井福音教会さんだ。

その笠井福音教会の神戸牧師にお願いして、説明の時間をいただくことができた。

教会には、たとえば山里の無垢材をつかった名建築のカトリック教会、聖隷ホスピスの源泉となっている教会、あるいは在日韓国人在日ブラジル人の寄り合いの場として活発な教会もある。

企画内容は、牧師・神父さんとのお話、あるいは信徒の集い、礼拝、ゴスペル、建築物の見学など、いろいろあるかと思う。
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お寺もそうだが、普通の人はなかなか訪ねにくい。その「きっかけ」になってくれればと思う。

これにイスラム教のモスクも参加してくれると、さらにおもしろいが、浜松にそれがあるのかどうか。
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同時開催で、まちなかで、ヒンドゥー教イスラム教、仏教や神道キリスト教の概論、神仏分離の歴史、縄文時代から伝わってきた日本古来の宗教のありよう、生き方としての宗教の本質をどう考える。……そういった講座も開催するかもしれない。

まぁしかし、あれこれ企画するとまた忙しくなる。ほどほどにしておきたいところだ。
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チラシの原案は既にできあがっているので、これからお寺や神社、教会などに呼びかけていくことになる。

パンフレットを配布するのは、年末かな。「神社・寺・教会カフェ」そのものの開催は、来年の2月から3月の予定である。パンフのデザインの絵は、Facebook友達の中島敬子さんにお願いした。まだぼくの頭の中では、試行錯誤しているところ。