過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

神社・寺・教会カフェ」の反響①

主催者でありながら、あまり訪ねられなかった「神社・寺・教会カフェ」(今年の2月、3月開催)。38の神社・寺・教会が参加してくれた。
それぞれ個別な企画であり、多いときには同日に8か所くらい重なった。とても回れない。浜松は広い。端から端まで100キロ余もある。家の解体やら、ハラールの食品加工場探しから、年度末の仕事が山積していた。
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それで、まちなかに行った時に、お訪ねして感想を聞く。100名余の参加のあったお寺は、布絵作家の竹山美江さんの古布でつくった布絵を展示してくれた。お礼に心のこもったお菓子を頂いた。
参加者がたったの1名の場合もある。時間の重なり、エリアの距離と足、企画の内容、お寺の広報の熱心度、それぞれによって参加度が違う。
あるお寺(曹洞宗)は、ずっと待っても誰も来ない。もう閉めようとおもったとき、やっと一人が参加された。その方は、半年前にご主人をなくされ、つらくて訪ねたという。住職は、その方の話をじっくり聞き、そして学びにもなり、参加した方も喜んでくださった。近くのバス停まで来るまで送ったりもした。
たった一人でもいい、そうした深い話ができたというのは、この企画に参加してありがたかったと住職は言っておられた。
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あるお寺(浄土宗)は、早朝の8時からの念仏の集いを企画された。そんなに朝早く、だれも来なかったかもしれない。聞けば、参加者は一人だったという。でも、その方と信仰の深いところからお話ができて、寺の住職の有り様も反省さられて、とってもいい出会いであったという。
ただ、他に、教を伝えるのではなく、墓地を売らんかなのお寺も参加していたので、そういうお寺と同列に見られるのは、心外だというクレームも頂いた。
心ゆくまで教えを伝えたいお寺。池谷が誘うので、おつきあいで参加しするという所。信徒をたくさん欲しいというところ。参加者はすくなくてもいい。ゆったりと檀家以外の方とお話できることを楽しみしている。
いろいろなお寺、神社がある。教会は教会でまた、いろいろ企画もされ、期待もされ、反響もそれぞれ。また紹介していく。

 

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