過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

仕事を楽しくするにはどうしたらいいか

どんなに仕事がたいへんでも、楽しければ疲れることはない。でも、楽しくないこともしなくちゃならない。それは疲れるしつらい。

人生、長くはないのだから、ほんとうに楽しいことをしないともったいない。楽しいこと、躍動することをしていれば、それが自然とオーラとなって、仕事も人間関係もうまくいく。その生きかたが一番いい。

けれども、現実はそうじゃない。暮らしていくためには、いやな仕事もしなくてはならない。楽しくない仕事は、次から次へとあらわれるし、今でも山積み状態だ。

そうなると、楽しくない仕事を楽しくするようにしなくちゃいけない。どうしたらいいんだろうか。すこし整理してみた。

1)「とにかく、仕事なんだから、やらなくちゃいけない」。その現実に立つ。リアリティに立つ。楽しいとか楽しくないとか、言っておれない。これは運命なんだ、自分のカルマだということでやり続けていく。

2)嫌な仕事は捨てる。やらない。好きな仕事しかしない。それに徹していけたら、好循環があって、暮らしていけるようになるかもしれない。実験してみないとわからないが、怖い。その怖さ、不安、懸念が、仕事にブレーキをかけてしまいそう。

3)好きな仕事でも、それを仕事としてしまうと、苦痛になるだろう。結局、好きな仕事も、好きでない仕事も変わらない。内容は関係ない。仕事があるだけでもありがたい。そう思って、いまの仕事に徹する。そこから道が開けると信じる。

4)好きでない仕事も、あるときから次元がシフトする。ある時点で楽しくなる。そういうことはたくさんあった。そこを信じて、そこまで頑張る。

5)仕事は、ロングレンジで見るから、つらい。だから、小さく小さく区切る。たとえば、この10分とか、この1時間とか。

小さなユニットに区切れば、嫌な仕事でも、そこでがんばれる。すると、そこで達成が起きる。達成があれば、そこで喜びが湧く。なかなかおもしろいということになる。その勢いで、次のユニットをひと頑張りしてみよう。そういう繰り返しでゴールに達していく。

6)他人に依頼する。ある仕事の一部分を、やってもらうことで、コラボのパワーが湧いてくる。そこにやりとりが生まれて、エネルギーも出てくる。

……などと書いてきたが、こんなことを書いているうちに、さっさと仕事をすればよい。どうも、いつも重要なことを後回しにして、好きなことを優先してしまうのだ。

要は、仕事はさっさと片付ければいい。時を逃してはいけない。あとまわしにしない。後回しにすると、またテンションを上げるのに、すごく力がいる。その間、やってないという不全感のストレスが心身を蝕んでいく。

ということで、勢いに乗って、さっさと仕事は片付けてしまうのが一番いいということになるか。