過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

呼吸が一番大切と、あらためて確認

久しぶりによく眠れた感がある。こうしてちゃんと眠れば、心身は元気になる。眠りがいちばん。

そもそも不眠症で寝つきも悪い、眠りも浅い、起きてもすっきりしない。そういうことが、何十年も続いている。パソコンでいうとCPUがいつも動いていて、スイッチオフにならないわけだ。それでは、疲れてしまうのは当たり前。ときに、頭が暴走することにもなる。

それでもたまに、ああよく眠れたということがある。月に一度、あるかないか。

ちゃんと眠れるにはどうしたらいいのか、そこが難しい。体を動かせばいい、といわれる。けれど、田んぼやら畑でしっかり体を使っても、眠れるわけでもない。

昨日は、あまりに心身がしんどくて、ため息ばかりついていた。くらーい波動を発していた。そこから逃れるために、いろいろ試して、坐禅にもどった。眠れたのは、その坐禅効果なのかどうかは、わからない。

ともあれ坐禅の実感として、やはり呼吸法だ。呼吸が一番大切と、あらためて確認した。とくにヘソした10センチの「丹田」というところを意識して呼吸する。まずは、ここが基底部と感じる。

この何十年、ヴィパッサナーやらヨーガやら気功法、いろいろな瞑想を試してきた。あたりまえのことだが、いちばんのキーは、呼吸にある。とくに「吐く」息。ながーく、ながーく吐く息。そのときに、丹田を意識するとしないては、力感に違いがあるように感じられる。

丹田に力を入れるという言い方もできるし、丹田を意識するとも言える。調和道やら心身医学の呼吸法など、YouTubeで検索。自分が納得のいく、体感的できる呼吸法を、あらためて探求していくことになる。