過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

やはり話し合いで平和外交するしかないのだろうか

北朝鮮は、核兵器を持っている。ミサイルに核弾頭を搭載すれば、発射から5分くらいで東京に着弾する。そうしたとき、迎撃などできるものだろうか。

発射したまさにその瞬間、1秒も待たずに、どちらの方向に飛ばすのか見極めて、攻撃を仕掛けなければならない。そんなことは、ありうるのだろうか。

もしも東京近くの上空で迎撃できたたとする。すると、日本の上空に粉砕された核物質が降り注ぐことになる。迎撃しなければ、着弾して日本はおしまいとなる。

こうやって考えてみると、核兵器を持っている国に対しては、どうしようもないように思う。また、核兵器がなくても、日本の50基ほどもある原発に打ち込まれたら、どうしようもない。

日本も核兵器を持って、発射したら反撃するぞと威嚇するしかないのだろうか。それもリスクが大きい。

やはりアメリカの核の傘にまもってもらって、アメリカのご機嫌を伺いながら、いいなりになって暮らすことになるのだろうか。それも、国としての誇りがない。かなしいことだ。

そうなると、やはり話し合いで平和外交するしかないのだろうか。ミサイルを撃ち落とす軍事力や避難訓練なんかよりも、撃たせない外交努力がたいせつと。