過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「核兵器禁止条約」に批准しない理由がわからない

アメリカ軍によって、広島に原爆が投下された。1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分。それによって、56万人が被爆した。死者は10万人余になる。

日本は、唯一の被爆国である。唯一の被爆国として、核兵器廃絶に向けた国際世論をリードする責任があると思う。

にもかかわらず「核兵器禁止条約」に批准していない。

その理由がわからない。考えられるのは、次の4つくらいかなあ。

アメリカの核の傘にいるのは、居心地がいい、安心で安全、楽ちんだ。悪いやつがいたら、虎の威を借りて守ってもらえる。とくに、北朝鮮や中国に対して、脅しが効くじゃないか。

②なにしろアメリカ様は強い。日本の中枢を牛耳ってきている。いまもそうだ。そのアメリカ様のご機嫌を損ねたらたいへんだ。自分たちの立場がなくなる。自分たちの政治生命がなくなる。それが怖い。

アメリカ様の核の傘にいることで、いろいろな利権のおこぼれにあずかれる。せっかくの利権を手放すことになると、豊かな暮らしができなくなる。自分たちの生活を守るためにも、アメリカの核の傘の下にいたい。

④いつか核兵器を持ちたい。いやじつは、ひそかに持っている。あるいは、いつでも核兵器に転化できるワザと体制がある。

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