過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

やっと稲の脱穀が完了

やっと稲の脱穀が完了。脱穀に6日間もかかった。脱穀機を借りに行き、機械の整備と試運転、実際の脱穀。さまざまな機械のトラブルのための修理など、予期しないことも重なった。

これで、終わりではない。機械の掃除とメンテナンス、納屋に搬入、そして返却。田んぼに積み上げた稲わらの片付け、束にして納屋に収納。それやっと籾摺りとなる。それでやっと新米がいただけることになる。

田んぼをやろうということで、仲間を募ってのキックオフが3月。4月に、耕作放棄地の草刈りとトラクターでの耕耘。5月に川の水を引いて代かき。6月に田植え。9月までずっと雑草取り。毎朝1時間半の草刈りが2ヶ月近く、休まずにつづけた。そうして、やっと11月に稲刈りと稲架掛け。12月に脱穀と籾摺り。そんな流れだ。

手間ひま、かかる。除草剤使って育てて、コンバインという機械でやると、おそらく10分の一の労力だと思うけど。でもあえて、昔のやり方で。そのことで、たくさん学ぶことがあった。体験は財産になる。