過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

電気柵を設置

二つの田んぼと畑に電気柵の設置した。電線の下の草を刈り込み、ポールを立て、本体を取り付ける。エリアが広いので3日がかりだった。雨よけに屋根をつける。もっと雰囲気のようデザイン性のある屋根に取り替えたいけど。とりあえず▲総距離にして300mくらい。いまは乾電池で通電。やがて車のバッテリーから通電の予定。費用は16万円ほど。有害鳥獣防除対策補助金ということで、行政から費用の一部(10万円)がでる。

ズボンを介して電線に触ってみたが、瞬間、ピリッと痛みが走る。電流は瞬間、瞬間、パルスで流れることになっている。通電するのは夜間のみ▲この電気柵は、おもにイノシシ対策。イノシシは鼻が電線に当たれば、痛みの衝撃で近寄らなくなる。でも、鼻が当たらなければあとは絶縁体の剛毛だ。なので、なんのそので入ってくる。シカにいたっては、ピョーンと飛び越えてしまえば、問題なく入ってしまう。山里での農業の最大の問題は、シカとイノシシだ。場所によってはサルも。