過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

田んぼの近くにこんな沢がある

田んぼの近くにこんな沢がある。たいへんな水量だが、果敢にもランは泳ぎ始める。まったくの清流で、そのまま飲めそう。この沢の水が、田んぼに流れていくんだ。こんなきれいな水を田んぼに引くことができる。ありがたいことだ。

毎朝の田んぼ仕事にランを連れて行くのが日課だ。ぼくたちが耕している間は、ランは繋がれたまま眺めているだけ。畑仕事が終わったら、いよいよ散歩タイ ム。このあたりは、猪や鹿がよく出現するので、いろいろな臭いがするんだろう。ランは猟犬の本能が刺激されて、眼の色が変わる。

ときに、いきなりものすごい力で引っ張られてしまう。その勢いで、リードがはずれて、なんどか脱走された。あるときは、見知らぬ家に入り込み、そこのイヌ にケンカを売っていた。あるときは、家の軒下に入り込んで動物を探していた。あるときは、見失って困ったが、近所の人がつかまえて連れてきてくれた。毎 朝、なにかしらハプニングがある。