過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

態度のいい店 わるい店

先日でかけた街中のイタヤマチカフェ。味はいい、盛りつけがアート、デザートも絵画のよう。古民家を改装した店の雰囲気もしゃれていた。料金もランチとデザートで千円▲感心したのは、店員さんのおもてなしの態度、会話、笑顔。店を出るときには、ていねいに見送ってくれた。

いっぽう、二俣の Yコーヒーのはなし▲なかなかこぎれいな二階建ての店。5人で入った。二階はあいにく席には椅子が4つしかない。となりの椅子は移動できる。客はぼくたちだけだ。ところが、わざわざ「椅子を移動したらだめだ」と言いにマスターがやってきた▲すいませんね、の一言もない。笑顔もない。仕方なく、角の狭い待合室みたいな粗末な椅子とテーブルに移動した。

遅れて連れがひとりやってきた。駐車場は2つ空いている。だが、「そこはコーヒーの挽き売りのお客のためだから、停めたら困る。歩いて5分の小学校前の駐車場に行ってください」と▲おお、ここまで客本位じゃない店も珍しいね。ちと呆れて、店を出るとき言ってみた。店の雰囲気がいいね、コーヒーも美味しいと。皮肉じゃなくね。マスターがどんな反応をするか、ためしに聞いたんだ▲すると、無言でレジを打つだけ。ありがとうございます、の一言もなし。

まあ、田舎だと態度がよくない店ってのは多いんだけど、ここまで、おもてなしができない喫茶店もめずらしい▲このマスターは、発達障害かかえているのかとおもっちゃったよ。障害をかかえながら、ここまでがんばっているんだ、すごいとおもったほうがいいかなって▲さてきょうは、その近くにできた古民家を改装した喫茶店に出かけてみる。美人のママさんらしい。