過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

東京での田舎暮らし説明会など

きょうは休養の一日。なもしないで、のんびりしているところ。この連日、いろいろなお客さんが来訪。そして、東京での田舎暮らしセミナーと過密だった。

昨夜は、夜中の11時に帰宅。休み休みで6時間の運転。夜に走る高速は、めっちゃ疲れた。後部座席で、すややす眠るあかりを抱いている妻もたいへん。あかりもまた疲れたろうけど。

心身が疲れると、頭も体も動かない。あらためて年齢を実感する。若い時だと、どんなに疲れても乗り越えたられそうだけどね。歳を重ねるとそうもいかない。……ということで、行動記録のメモ書き。

1日目:ブルーベリー園の前所有者が来訪。そのまま継続してちゃんとやってくれるかどうか、アドバイスをいただく。

静岡からご夫妻。お米を買いに来てくださった。有機農業と玄米の健康法について。先祖の供養、この世の「しまい方」についての相談事。お寺との関係についてなど。その後、「春野人めぐり」に、数軒のお宅を訪問。

2日目:秋葉信仰についての企画提案のために、お二人が来訪。神仏和合と分離の歴史、その影響について。明治に破却された秋葉寺の復興についてのプロジェクト。「春野人めぐり」に、数軒のお宅を訪問。古民家の空き家活用法について、地元の方と打ち合わせ。

3日目:戦没者遺骨収集をされているKさんが来訪。アメリカの旅からの帰り。戦死した兵士たちの遺骨の現状、国がきちんと戦死者をまつっていない現状について考えさせられた。

東京から春野に移住したいというご夫婦を案内。空き家、そして地域の移住者や長老に紹介。

4日目:田舎暮らし説明会のために東京に移動。民泊のリサーチも兼ねて、府中に民泊。Airbnのひろがりがすごい。

5日目:国立市で移住説明会。参加者は20名余。3時間の説明と交流会。現実に移住したいという夫婦や女性もいれば、有機農業に関心のある人、池谷の暮らしを聞きたいという方、さまざまなジャンルの方が来てくださった。

出版社経営、人形作家、絵本作家、有機農業実践者、アーユルヴェーダ施術者、旅行代理店、フラダンスの先生、書家、極真空手の達人夫妻、障害者教育の方などなど。さすがに東京だ。

ぼくの話よりも、そうした参加者の一人ひとりの話を聞きたいところであった。ということで、その日に、クルマで春野にもどったのだった。