過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

発信を続けていくと、固定読者が増えてくる

ネットは、情報を得るだけじゃない。こんな山里にいても、自分から世界に発信できるがすごい。良質なすぐれた言論、主張が、一気に伝わることもある。ゴシップのほうは、もっと速くひろまるけど。

発信を続けていくと、固定読者が増えてくる。いつも読んでくれる人がいると、手応えがある。励みになる。友だちも増える。人と人をつなぐことが可能になる。

なにかの集いに顔を出すと、「池谷さんですか?」と、声をかけられることが、よくある。

「え?どなたでしたっけ」。「いつも、ブログ読んでます。あかりちゃん、大きくなりましたね」。そんな会話になる。昨日も読者の方、2人に声をかけられた。また、はるばる静岡市からご夫婦で訪ねてきてくれた。

田んぼのこと、子育てのこと、仏教のこと、山里のこと……。ぼくの暮らしのことはよく知ってくれている。ええ!どうして、そんなにぼくのこと知っているんだろう? そう思うけど、……そりゃそうだ。毎日、暮らしの発信をしているからね。

ただ、ネットはぼくの一方的な発信で、多くは双方向ではない。ぼくのことを知ってくれていても、ぼくは相手のことは、ほとんど知らない。

そのあたりで、せっかく声をかけてもらったのに、ぼくは相手のことをほとんど知らないために、ええとだれでしたっけ?……と、見逃す。つながっていかない、ということもある。ま、縁あればつながり縁なければはなる、ということになるんだけど。