過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

朝から遊び回った。子どもたちがいっぱいいた。万斛(まんごく)庄屋公園

朝から遊び回った。子どもたちがいっぱいいた。自由にワイワイ遊んで騒いでた。友だちもできた。スラッグライン(木と木の間に張ったベルト)は人気。田んぼもあった。落ち葉あそびも。

万斛(まんごく)庄屋公園・旧鈴木家跡地。家康に縁のあった旧庄屋という。1,000坪はあるかな。水田は、一反(300平米)はありそう。

ここが、保存され地域の寄り合いの場として、活かされるされることになった。
いま改修中だが、江戸時代の古文書も数千点出てきたという。捨ててあった雨ざらしの襖(そのまま焼却されそうだった)からも、古文書100点くらい出てきた。

浜松の西ヶ崎駅の近く。クルマで1時間。わが山里からするとたいへんなまちなか。春野町の小学校は全校で50〜60名くらいだが、ここは1,300名もいる。駅の近くで、マンションも建ち新住民も増えている。

そんな場所でありながら、こうした古い庄屋の建物と跡地が残っている。しかし、歴史ある家屋は解体され更地になりそうであった。これまで浜松は歴史ある建物、廃校など、どんどんと解体して更地にしてきた。ここもその運命になるかと思っていた。

しかし、地域の人たちがこの建物を保存し活用しようと地道に活動してきた。ふんばってきた。地元の14の自治会長で「多世代交流拠点づくり委員会」を組織、子育て支援、児童の居場所、多世代交流、収蔵品管理、高齢者の居場所というかたちで存続させていこうとしていた。

来年の大河ドラマ(どうする家康)がきまり、ここは家康由来の建物でもあり、保存され活用されるようになった。

浜松市のPark-PFIの公募(施設から生ずる収益を活用してその周辺の園路、広場等の一般の公園利用者が利用できる特定公園施設の整備・改修等を一体的に行う者を、公募により選定する制度)によって、地元の電気会社が落札。

『古民家カフェで一服を』の場に採択されたのだ。古民家カフェ、寄り合いの場などにいま改装が進んでいる。料理のシェフも決まったようだ。

この集いは、NPO法人Nポケット主催の「ご近所あそびコーディネイター養成講座」の実践編「おためしプレーパークで遊ぼう」として開催された。
実践編はこの一日限りだが、これを継承して子どもたちが遊ぶ場に定着してほしいと、地元の人たちは期待している。

うちからクルマで一時間余だが、あかりの友だち作りに、ネットワークの広がりに、まちなかに買い出しついでに、ちょくちょく来るのも悪くない。

なにしろ地元の人たちが、とても熱心でいい感じだった。縁があれば、みんなが遊べる場としてお手伝いさせて頂こうと思った。なにしろおもしろそうだったからね。

遊んだ帰り、ちかくの教会(笠井福音教会)に友人の神戸牧師を訪ねた。中学生がゴスペルの練習中。教会って、生きている人のために活動の場としてちゃんと機能しているなと感心。あたりまえだけど。

サイゼリヤによって食事。「これください。あ、デザートは後で注文しますので」と自分で注文するのが、うれしそうだった。

それから、楽しみにしていた100均。ダイソーとレモン。マジックスネークんを買った。最近はこればかりだ。「にょろちゃん」と呼んで集めている。「自分のお小遣いで買うんだよ」と釘を差しているので、ままよいながら慎重に選んでた。「迷って選ぶ」のが楽しいんだと思う。でも、「サンタさんに、100匹お願いするんだ」と言ってた。