過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

4年目を迎える「神社・寺カフェ」にキリスト教会も

来年、4年目を迎える「神社・寺カフェ」。市内の30以上の神社と寺院が参加してくれている。それぞれの寺社では独自の企画で、一般の人を迎えてくださる。一般の人が、神主や住職と自由に語らいのできる〈きっかけ〉となる。

さて、この飽きっぽいぼくが4年も続けるのは、珍しい。なにしろ同じことを繰り返せない。なにか変化をつけたい、新しいワクワク感がほしい。

じつは新興宗教が参加してくれれば、活気があってじつに面白い。とはおもうのだが、いろいろ厄介。勧誘されたり、あとでトラブルになったりするかも。寺院としては、一緒くたにされるのは、嫌がるかも。なにより行政の協力は得られにくい。

そこで、やはり「伝統宗教」だ。地域の寄り合い場になりうるものとして、キリスト教会に参加してもらうことを考えた。なにしろ、こちらは宗教としては、2,000年の歴史。心の癒やしの場、社会貢献として数々の実績は、むしろ既成仏教よりも活発かも。

ただ教会というものは、牧師や神父の所有物ではない。共同運営のようなもので、長老会の許可が必要だったりする。また、キリスト教といっても、なかには過激なプロテスタント教会もあるので、要注意。

そこで、いつものように。縁のあったところからはじめることとした。きょう、たまたま天竜材でつくったすばらしい建築の教会のことを知ったので、そこに電話してみた。

ところが、電話したのは、そことは別の教会であった。まちがえた。でもまあ、そのことも縁だと思い、企画の趣旨を説明した。

奥様、そして牧師さんが電話に出てくれた。参加を打診したら。はい、ぜひ参加させてもらいます(幹事会の許可が必要だが)ということになった。浜松では歴史のある教会である。

ということで、キリスト教会も参加してもらう方向に動き出したところである。