音声入力変換のアプリを探している。いろいろトライしてみて、turboscribeが精度が高いことがわかってきた。
90歳になる元刑事のKさんとのやり取りを、ざっとテキスト変換してみたら、9割方ちゃんと変換される。問題なし。
朝方、ひらめいたことをiPhoneで録音しておいて、あとでturboscribeでテキスト変換。問題なくテキストになった。ZOOMやGoogleMeetでのやり取りも、テキストに変換できるわけだ。
ワンコの散歩のときでも、ICレコーダをポケットに入れて、歩きながら文章が作れる。いろいろな人のやりとりもテキストに変換できる。ということで、新たしい情報処理の世界が広がった。こういうのはとても嬉しい。
以下、ざっくりKさんとのやり取り。生きた昭和史でもある。
左翼の国会乱入、樺美智子の死、浅沼稲次郎の暗殺、美濃部都知事時代のことの雑談。
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樺美智子って知ってない?
──国会正門前で殺された。
あれもね。新安保条約、それで自動延長の時でしょ。樺美智子が亡くなったのもね、警察は全然手を出してないんですよ。警察のことになってるね。要するに押し上げし上げして、正門をね。連中もね、こっちからぶっ切るようになるんですよ。
堂々と入らないで押し上げへしあげで入ってくる。固まって。だから自分たちが踏み潰しちゃう。
だーっと入ってくる。もうそこで倒れたら後ろの連中は踏みつけていっちゃう。それで連中がザーッと散ったと思ったらそこに倒れてる人が、樺美智子。
──東大生のね。
警察がそんなことするわけがない。もうね、そういう場合は。まあ、警察のせいになったらね。その時はね、逃げろとは言わないけどね、避けろと。でも相手が向かったらね、踏み潰されちゃう。
──正田美智子さんと樺美智子さん、おなじ時代で名前も美智子でも対照的ですね。
ところで松本清張によく刑事が出てくるでしょ。警察官と刑事ってどういうふうに希望すればなれるんですか?捜査一課みたいな。
私だって刑事になるときはなれると。捜査を好きな人間と嫌いっていうかね。いろいろ得手不得手っていうのがあるじゃないですか。
──刑事向いてないですか、木下さん、いろいろ推理したり、現地調査したり。
刑事になると普通、強力犯ですね。強盗だとか窃盗とかって。そういうんじゃなくて、私がやるならば詐欺犯をやるってことだよね。
なかなかそれが希望してないからならないんじゃないですか。
捜査官になって、じゃあお前は捜査課とか言うと、それは知能犯で。
──捜査一課は殺人ですね。
昔、「事件記者」っていう番組と「七人の刑事」ってあったじゃないですか。かっこ良かったですよね、刑事。
あの頃は公務員給料安いから足が出るって言ってね、駅で立ち食いソバを食べてるような感じの描写です、松本清張の。
今はもう結構、公務員給料高いからみんないい格好してますけどね。
まあね、刑事を好きな人がいるんですよ。私はあんまり、ああいう仕事は好きじゃなかったな。
──木下さんなど向いていると思うな、調査員。
知能犯関係からね。私は他の仕事をやりながら、防犯などいろいろやりながら、選挙の時は選挙専門。だから所轄庁でね。
私が都知事選挙をやったのは、美濃部亮吉。東龍太郎とか。あの頃と鈴木っていう知事。この人が優秀だった。
──鈴木俊一ですね。
あの人は官僚として優秀ですね、とっても。美濃部亮吉なんか、とんでもない。あの時ね、暮れの月給もボーナスも出なかったんですよ。
──え?月給もボーナスもなしで暮れになって。
あ、そう。ね。で、結局、現金がないって言うんですよ、金庫に。だから年明けたら正月の月給増度に支給します。そういう事態だった。
だから結局、左翼が入ってね、金庫のお金を持って行っちゃったわけ。
いや、東京都の金庫がね、空にならないってことはあり得ないって言うんですよ。ところが左翼が盛んだから、みんな政権も文句言わないんだよね。
社会党共産、まぁ共産?社会党だな、社会党って悪かったんだな、あの時。とにかく暮れになって、月給ボーナスのお金がないって言う。
警察関係なんかは官公労じゃないんだ。警察って労働者がないですよね。浅沼稲次郎が亡くなった時に私は本門寺の警備やったね。お屋敷で。あれは池上警察にいるとききかな?
──あれすごい写真ですね。短刀で突き刺している。
あれもびっくりだったね。
──もう眠いです。じゃあ、帰ります。