過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

子供の頃から異文化に接することかできるのは貴重なこと

子供の頃から異文化に接することかできるのは貴重なこと。
ベトナムのお寺を訪ねたのが3年前。
以来、いつもあたたかいおもてなしをいただいている。
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寺院で日べの交流会を企画したり、わがやにティク・ナット・ハン師のお弟子さんがきて、マインドフルネスを指導していただいたり、うちの栗の収穫に来てくれたり、来年は田植えも一緒にできそうだ。

いろいろな国があること、言葉が違うこと、生活習慣が違うこと、ものの考え方が違うこと。大切なのは開いたコミュニケーションができること、そうしたことを子どもの頃から体験できるのはありがたいこと。

昨日は、ベトナムのお寺、天恩寺でお盆の集いがあった。この次は中秋の名月かな。
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ベトナム仏教は、テーラワーダから大乗、そして密教まである。そして、中国から浄土教と禅が。民間信仰道教も入ってきている。

まあざっくり言って浄土系と禅系の二つがある。浄土系は南無阿弥陀仏と唱える。禅のほうは臨済系。ティク・ナット・ハン師など、その流れである。とても偉大な方と尊敬している。

蒙古の襲来を駆逐したこと、アメリカに負けなかったこと、この二点において、ベトナムはすごい国だと思っている。

そして、稲作文化であり、交流していても親和性がとてもある。
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国民の平均年齢は若い。平均年齢約31歳。全人口の約65%が60歳以下。 そのなかでも20歳後半の割合が非常に高い。

そして手先は器用だし、ネットワーク力はすごいし、信仰心は篤いということで、これから大きく成長していく国と感じる。