過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

AI相手に将棋、そしてさくらんぼ計算で2桁のかけ算に

「中級に10分で勝ったよ」
あかりが喜んでやってきた。あかりはAI相手に将棋を指している。
毎日、確実に強くなっている。おとうちゃんにはいつも10分で負けてるけれど、手ごわくなった。一度だけおとうちゃんに勝ったことがある。

AIだと「棋譜」が残っていて、どのような戦いで行われたのかが、見事に順番に再現される。それを振り返るのもよい学びとなる。
あと、詰将棋だ。いまは一手攻め。やがて二手攻め、三手攻めとなる。楽しいパズルのようだ。その次は、囲碁だなあ。
  ▽
───さくらんぼ計算やってみるか。
「うん、やってみたい」

おとうちゃんの時代は、そんなのなかった。
さくらんぼ計算は、繰り上がりや繰り下がりの計算が苦手な子のための計算練習方法。普通、筆算の前にならう。
あかりは筆算はできるのだが、さくらんぼ計算が上達すると、暗算ができるようになる。
足し算から引き算、そして掛け算。

2桁×2桁の掛け算がすぐにできるようになると思う。
  ▽
ためしに小2のレベルの算数検定10級をやらせてみたが、もたついていた。計算はできても、文章問題がややこしい。算数もまた国語の読解力が大切なんだね。

しかし、問題の提示の仕方があんまり明晰ではない。わざわざ、わかりにくいような問題と思われた。文章力がどんくさくて、こちらで編集したくなるよ。偏差値教育など無視なので、明晰な算数を教えていこうと思う。