過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

いちりん楽座「題目パワーの現代的探究」2/24

 

いちりん楽座「題目パワーの現代的探究」
──南無妙法蓮華経とはなにか。科学的に探求する──

2月24日(土)19時〜21時 16時半から入室可(雑談から)
参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由。顔出しもご自由。

GoogleMeetで行う。Googleのアカウントがあればワンクリックで参加できる。
https://meet.google.com/cda-bdoe-hap

「南無妙法蓮華経」というお題目は、日蓮が唱えはじめた。日蓮の教えは広まり、日本のみならず世界で多くの人がお題目を唱えている。唱題の実践によって奇跡的な体験ともいえる体験をつかんだ人もいる。病気の平癒をはじめ、仕事や家庭不和の問題、人との争いを解決し、様々な願望を達成している人もいるという。
それが事実だとしたら、どうしてそれが可能なのか。
なぜ南無妙法蓮華経と唱えることで、そうした奇跡的なことが起こるのか。
ドイツ在住の松戸行雄さんの研究をもとに探求してみたい。
ドイツとつないで世界の人たちと語り合ってみたい。

① 南無妙法蓮華経と唱えて即身成仏できると説いたのは鎌倉時代日蓮である。日蓮にあっては、南無妙法蓮華経は「法華経を信じ、帰依する」という意味を超えて、一切衆生・皆成仏道の修行そのものだ。

②南無妙法蓮華経は、ひとつのマントラ真言)瞑想法と言える。声に出して唱えること、そのリズムによってエネルギーの充実感はたしかに訪れる。

③声の響きによって心身がチューニングされる。その意味では、南無妙法蓮華経は、マインドフルネス・MBSR(マインドフルネスストレス低減法)のようにウェルネス・ヒーリングのツールともいえる。さらに個人の夢を叶えて自己実現にも貢献する。

④そのメカニズムを現代科学の成果を駆使して解明していきたい。たとえば、脳と心臓の状態変化を測定すると、具体的かつ明快な理解が可能かもしれない。
⑤中近世の日蓮教学や古典的な仏教学に拘泥しないで、21世紀の現代に生きる私たちの身体実験・身体実感として語ってみたい。

※宗教団体の組織については、つまらぬ論争(分断と憎悪)になりやすいので、今回は論議しないこととする。

※最初の30分間は、松戸さんによる概要のプレゼンがある。それを踏まえて池谷がインタビューしながら進めていく。

※一方的な講座ではない。語り合いの場としたいので、みなさんの発言、感想、質問があればありがたい。(ただし、ドイツ人、フランス人、アメリカ人なども参加すると思うので、そのあたりは松戸さんの通訳、あるいはGoogleの同時翻訳を使いながら)

講師:松戸行雄(まつど ゆきお)
ハイデルベルク大学で西洋哲学を学び、修士号と博士号を取得した後、民族学(文化・社会・宗教人類学)で教授資格を取得。
同大学で私講師(PD)として仏教と比較宗教のセミナーを担当。
1990年から2000年まで東洋哲学研究所のヨーロッパセンターで研究部長を歴任。日系並びに独系企業でセールスマネージャーとして会社勤務も経験。
ドイツで日蓮仏教と出会い、ドイツSGIで男子部長・青年部長・文化部長等全国レベルのリーダとして活躍。宗門問題を機に独自の日蓮仏教解釈を「十界互具の凡夫即本仏論」として展開。
共に宗派的伝統や教団所属を超えて、互いに日蓮仏教徒として異体同心で広宣流布のために連帯していくことを信条としている。

元 東洋哲学研究所欧州研究部長
DPI 題目パワー研究所主宰
ドイツ在住