過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ドイツ在住の松戸行雄さんをゲストに、ちかいうち「いちりん楽座」を開催

ドイツの大学で仏教を教えておられた松戸さんとやりとり。

松戸さんはハイデルベルク大学で哲学博士号と宗教人類学の教授資格を取得 。ハイデルブルグ大学で、講師として日本仏教と比較宗教を講義をされていた。あのドイツで教えるってすごいなぁ。

──どうも。ドイツで博士号を取り、大学で講師をされたという、その半生記をお聞きしたいものです。
また、SGI創価学会インターナショナル)の活動、唱題行の身体的な考察、データなど、そして本仏論についてなど、GoogleMeetでいちどお話をお願いしたいところです。

>そんな沢山のテーマは一時間では無理ですよ。

──たしかに(笑 

>で、一つの明確なテーマとして、唱題行の効果を脳と心臓の変化で見る一連の研究成果を紹介したいです。これはデータのプレゼン可能で、分かりやすいと思います。

──ううむ。唱題行の効果を脳と心臓の変化でみる。いいですね。
まあ、前振りで松戸さんのドイツに行かれた経緯とかもお聞きしたいところですけど。

>それは可能です。最近は、日蓮仏法を例にとると、海外では知ったかぶりする輩が増えています。で、日本の専門家の話を紹介する必要を感じているわけです。

──なるほどねえ。日蓮仏法は、やはり創価の布教の力ですかね。インドでもたくさん会員がいますし。

>でも欧米ではSGI離れがひどい。イタリアには、SGI、SdO,日蓮宗、正宗、本門宗、それからインデペンデントとカオス状態ですね。パッチワーク日蓮仏教の混乱状態です。

──ほお。そのあたり、なかなか興味がありますね。

>私自身が興味を持つのは、日蓮仏法の21世紀版の展開です。以前、日本の自活グループで紹介したことがありますが、皆さん、なんと日蓮本仏論の信奉者。で、辞めました。日本でも総じて中近世の教学を論議に終始していますが、伝統的な概念を練りまわすだけ。つまり、海外の人には抽象概念でしかありません。

──そうでしょうね。日蓮本仏論など、理解不可能でしょう。お釈迦さまよりも日蓮が偉い、お釈迦さまの師匠が日蓮ということでもありますから。

>はい。それで私は最近のメディテーション研究の成果などを取り入れて、悟り・仏界・成仏なども脳と心臓の状態変化でより具体的かつ明快に説明できるところまで来ています。

つまり、自分自身の精神状態として理解できるのです。
題目もヒーリングや自己実現などの効用がありますが、そのメカニズムも説明可能です。これは画期的だと確信しています。つまり、宗教としてではなく、 マインドフルネス・MBSRのようにウエルネス・ヒーリングのツール。

──南無妙法蓮華経は、マインドフルネスのようにウエルネス・ヒーリングのツール。なるほど。それはわかります。

------ということで、ドイツ在住の松戸行雄さんをゲストに、ちかいうち「いちりん楽座」を開催することになった。また、詳しいことは投稿する。