過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

突然、警官がよってたかって屋台を叩き壊す

夕方、屋台のラーメン(ヌードル)を食べていたときのこと。
ジープに乗った警察官らしき人たちが10名くらい。突然やってきた。手には棍棒を持っている。

いきなりぼくが食べていた屋台を棍棒で叩き壊す。
ガシーン、ガシーン、ボコッ、ボコッ

屋台はすっかりぼろぼろになって原型をとどめない。
すると、警察官たちはまたジープに乗って去っていった。

ぼくは、その光景に驚きつつヌードルを食べていた。
40代くらいで口ひげをはやした屋台のオヤジ。悔しくて泣いていた。

その光景はよく覚えている。西インドだったと思う。

あれはなんなのだろう。
なにかの法令違反で強制撤去したのか。

いや、他にも屋台はたくさんあった。あの屋台だけがターゲットだった。
なにか憎まれるようなことをしたのか。

袖の下で、警官を背後から操作する人がいたのか。
わからない。

まあ、こういう無法なことは、インドを旅してわりと出くわすことがある。
なにしろ警官は、ライフルのような銃を下げているし、警棒を持っている。体もでかい。
外国人には手を出さないが、カーストが下と言うか、弱い人たちに暴力を振るうのがあたり前のようなところが見受けられた。

旅したときのネタがたくさんある。話しをしていると思い出すが、そのうち忘れてしまうので書いておこう。