過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

スウェーデントーチとジェットログを、対馬に送った

スウェーデントーチとジェットログを、対馬に送った。
友人の韓さんが、連休に、息子家族と対馬でグランピングするという。その時に、スウェーデントーチのあかりを囲んで、ゆったりした静かな時間を過ごしたいという。

「じゃあ、差し上げますよ。まだ試作品だし、ちゃんとしたものじゃあないので」と言うと「いや、ちゃんとお金をとってください。ぼくは、池谷さんの一番最初の客になりたいんです」と言ってくださった。なんとまあ、ありがたいこと……。

ということで、今年は、スウェーデントーチとジェットログを商品化していこうと思う。燃料とか賑やかなキャンプじゃなくて、ほんとうに静寂な瞑想の幸せ時間をもてるものとして。祈りの幸せ時間をもたらすものとして。

インドを旅していると、夕方、油にともしたあかりが、ぼわっとともされている光景によく出会った。インドの方たちは、毎夕、川の畔で、家の外などで、アラティ(あかりをともなった供養の儀式)を行っているのだった。ああ、いいものだなあ。日本もそういう暮らしがあるといいなあと思ったものだ。

このスウェーデントーチとジェットログは、おのずと瞑想的になる。瞑想するぞ!として坐るではなく、その火をみていると、自ずと瞑想になる。頭が空っぽになる。深い祈りになる。時を忘れる。心身が休まる。