過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

売れるかどうかは、本の中身よりも切り口、タイトルとかデザイ、タイミング、時代の流れ次第なんだなあ。

書店では、新しい売れ筋の本を眺めている。本の切り口、タイトル、帯の言葉、目次、まえがきとあとがき、著書のプロフィール。そして、ブックデザイン(カバーデザイン、活字の大きさと行間、小見出しのとり方の工夫)など。それを観察するのが、なかなか楽しいこと。

売れるかどうかは、本の中身って大したことなくても、切り口、タイトルとかデザイ、タイミング、時代の流れ次第なんだなあ。そこで、本のプロデュース力、編集力、キュレーション力(Curation   情報を特定の視点で収集、分類、再構築して、新しい価値を持たせて共有する)を観察して楽しむってことになる。
 ▽
先日は、まちなかであかりのお絵かきワークに参加してきた。往復3時間。

まちなかで困るのは駐車場。どこも有料で千円近く取られるのは、おもしろくない。

浜松の駅周辺の店がつまらないのは、駐車上の問題が大きい。子連れで歩くにもストレス。魅力的な店もない。なので、みなさんはイオンのモールに行ってしまう。

いっぽう、静岡駅など楽しい。骨董品屋に古本屋、染色店、さらにいくつかある百貨店。そこの経営者と次々と訪ねて話ができるのがいい。店を立ち上げた苦労、独自性、人生そのものが聞けるわけだから。チェーン店員と話をしていても、そういうのがないからおもしろくないんだよね。
 ▽
まあ、それはおいといて、書店に行こうとしたがやはり駐車場が困った。ので、昼食の時間まで駐車場のある「ブックオフ」で立ち読み。もう100円コーナーは姿を消していて、300円以上になっていた。以前は、いつもたくさんの本を買っのだが、近頃はもう買わない。内容そのものは、古典の熟読で済ませているのだ。なので、じっくりと立ち読み。なかなかのいい時間であった。