過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「ポランのひろば 春野」9月16日 開催。
体育館と和室すべて貸し切り。
和室では、ちあきさんの歌がここちよい。お母さんたちは、おしゃべり。10時から18時までまったりとしていた。
体育館では、子どもたちは思い切り走り回っていた。大東流合気柔術の稽古もあった。うめたちあきさんの「天竜筏乗り歌」と「水窪の刈干歌」の歌(背景音は、トンビの鳴き音)と居合の剣舞。なりゆきまかせ、打ち合わせまったくなし。
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ひろい体育館はいい。子どもたちはダダダーと走り回る。自然と役割ができて自発的にドラマが起きる。
「そうだ、みんなで即興劇をやろう」
という話になった。台本、演技、なにもなし。出たとこ勝負で、なりきっておこってくることを表現する。大人も子どもも。むしろ子どもが先生になる。
やちほちゃんが、小説と漫画を書いているというので見せてもらう。
ある日、突然、大きな音ともに光がひろがる、そこに天使があらわれるという出だしだ。
「ああ、いいねえ。この出だしから即興でやってみようか」
そんな話になった。「うん、やりたい」という。
まあ、いろいろやってみてみえてくるものがある。
たいせつなのは、大人が子ども感性を学ぶというところ。大人は子どもたちに、礼儀とか片付けとかいろいろ教えなくちゃいけない。けれども、豊かな感性、想像性、五感の冴えは子どものほうが圧倒的に先生なのだ。
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まあ、そんな親子の集いの場を作っていこうと思う。縁があれば自然にできていく、そこにおまかせ。
昼食は各自お弁当。「いっ久」さんのオープンデッキを借りた。
まことに、豊かな自然の中での一日であった。次回は10月29日。子どもたちが集まれば毎週やってもいいと思っている。