過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

財布がない。忘れてきたのだった。

あかりが「100均にいきたい。おもちゃ買いたい」というので、出かけた。いろいろ雑貨、食品などを買った。片道40分。

レジで、「ん?まてよ」。
財布がない。忘れてきたのだった。

店の人は「まだ20時までやってますので」
こちらは「いやぁ、春野町から来たのできょうは無理です」
店の人「ええ!そんな遠くから来られたのですか」

結局、「すいません。明日来ますので」と、とっておいてもらうことにした。はずかし。

帰りの山道であかりは車酔いして機嫌は悪くなるし、こちらも疲れるしで、徒労の時間だった。

だがまあ、むかしの自分だと、悔しくてムカムカして自分を責めてしまうところ。だけど、「あ、仕方ないね。また明日、いけばいいし」でおしまい。あかりも、「そうだね」ですんだ。

とまあ、マイナス部分に対して、あっさりしてきたかなあと。そのあたり、ほんのすこし成長したかも。