過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

市役所に申請、共産党の控室、そして山本太郎

昨日の午後は、市役所に、デイサービスの最終書類を提出に出かけた。なにしろ往復100キロの距離。いちど出かけるとなると、まとめてあちこちに寄らなくちゃ。妻とあかりと三人で行く。
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まず、健康福祉部介護保険課を訪ねて、デイサービスの開業申請の書類を持参。あかりも隣にいて、せっせとなにか書き込んでいた。

さて肝心の書類だ。念には念を入れたつもりが、まだ3箇所、訂正ミスがあった。しかし、明日までにPDFで送ればオッケーとしてくれた。これで、「12月1日の開業は認可」されることになった。
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次は、市役所の7階にある議員控室。いきなりあかりを連れて共産党の控室へ乗り込む。なんのアポもない突然の乱入なのだが、いつも暖かく迎えてくれる。他の党だと、受付があって、名乗って呼び出して面談ということになり、かしこまって訪ねづらい。共産党の控室だと、「ついでに寄ったよ。げんきー?」みたいな感じで寄らせてもらえる。

小黒啓子議員と、酒井とよみ議員と立ち話。Facebookを読んでくれているので、こちらの暮らしぶりは伝わっている。あかりは、来年のねずみの可愛らしいカレンダーをもらって喜んでいた。
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18時からは、山本太郎とおしゃべり会。あかりを妻の実家の預けて、妻と浜松駅にむかう。山本太郎が登場するまでに、あちこち回遊。いろいろな出会いがあった。

Facebookだけでつながっている友人、お坊さんやら春野の駐在所にいたおまわりさん、NPOの友人、田んぼ仲間、最近、春野に移住しました、おやまあ、ひさしぶり、いやあ、はじめまして……と、20人以上の出会いがあった。こういうの大好きで、楽しかった。

山本太郎と聴衆とのやりとりは、3時間あまり。人がいっぱいなので、彼の話す後ろで聞いていた。明快な解説はもちろんすばらしい。しかし、読めばわかることには、ぼくは興味がない。

臨場感あるやりとりにこそ、触れたかった。なあんだ、おもしろくないなあと、デパ地下に行ったり、あちこち〈まちなか〉の観察に出かけた。
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そして戻ってきてまた聞いているうちに、突然、ネガティブな聴衆の乱暴なぶつかり、怒声があった。「もうやめろ」「どうなっているんだ」「バカヤロー」「どうしてくれるんだよ」「おめえなんかに何ができるんだ!」

そういうときに対しての、やりとりこそ山本太郎が冴えわたるのだった。

半分しっちゃかめっちゃかな酔っ払いに対しても、マイクを与え、真摯でど迫力のやりとり。見事な対応だった。この人は、芯からいのちをかけているなあ、とハートに響いた。政治を変えたい、だからみんなの力をほしいんですという訴えが、どぉーんと伝わってきた。

しばし感銘して動けなくなったよ。こういう体験って、滅多にはないこと。ありがたい貴重な一日だった。

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