過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

現役97歳の店主。70年間、店を開いてきた。

こないだ紹介したが、現役97歳の店主(尾上商店)。70年間、店を開いてきた。
ひとり暮らしで、仕入れから販売、すべてを行っている。過疎化のため、まったく店がない地域の役にたっている。
油揚げがとても美味しいので、また買いに行った。
店に入ってもいない。あれれ? どこ行ったかなあ?
「いま、ナスの苗を植えていたもんで、ごめんね」
しばらくして、畑から帰ってきた。
「この油揚げよりも、こっちがおいしいよ。はい、油揚げ2袋ととパンね、1350円。お釣りは650円」。しゃきしゃきしている。まことにたいしたものだ。

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