過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

98歳 現役で店をひらいている

訪ねたのは春野町の熊切(くまきり)という集落にある尾上商店。過疎化のため、ほとんどの店が閉まっている。ここは、唯一の小売店。この地区のコンビニ的な存在。おいしい油揚げを買った。

──ところで何歳になりますか?
「きょうで98歳だよ」
──え!きょうが誕生日でしたか。それはおめでとうございます。100歳を過ぎても活躍してね。
店を開いて70年余。いまも現役。仕入れから接客、販売、すべて一人でやっている。レジに金額を打ち込む。お釣りもさっと出てくる。食品、日常品、花の種、いろいろ売っている。いろいろな山里の鉄人に出会うことがあるが、この方もその一人。
f:id:ichirindo:20201128184437j:plain

f:id:ichirindo:20201128184444j:plain