過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ZOOM楽座のご案内「魂の螺旋ダンス読書会③」

ZOOM楽座のご案内「魂の螺旋ダンス読書会③」
日時:5月3日(日)20時から22時 そのあと雑談できる人は残るかも。
ZOOM(ビデオ会議室)で、宗教と哲学談義、読書会、イメージワークなど、さまざまな語らいの場を進めています。
 
テーマ:「民族国家宗教」
 
語り部:著者 長澤靖浩
「魂の螺旋ダンス」著者。古今東西の精神史、宗教史、仏教に精通している。臨死体験を経て、限りなき光の働きを経験した。
 
ゲスト:えいぼー(Eibo Kubota)
テレビディレクターとしてドキュメンタリー番組などを制作。大学時代に社会学者・見田宗介のゼミに出会い、影響を受ける。「人間の解放」と「心の“よりどころ”」について、そして「ヒトという種の存続」に一貫して関心を持つ。特に90年代からは、人類史における精神・身体の解放の潮流としてのシャーマニズムとダンス(踊り)の連関に興味を惹かれてきた。
 
司会:池谷
 
参加方法:ZOOMにアクセス 下記サイトをクリック。参加ご自由。途中入退室、ご自由。https://us02web.zoom.us/j/5409124232
 
池谷の聞きたいポイント:
 
神あるいは精霊とダイレクトに繋がるシャーマニズムが、部族社会の根底をなしていた。連帯、癒やし、共同社会のエネルギー源となっていた。それが統一国家社会に編成されていく時、固定的な教義と儀式、つくられた神話によって、シャーマニズムは抑え込まれていく。個々が神とつながる行為は、淫祠邪教として否定されていく。神々は序列化、系列化されていく。そのあたりの構造を語り合ってみたい。
 
以下、長澤さんの書いていることから引用。
 
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~あの頃、僕がこの話をすると、判で押したように「左翼の人と一緒にやっても仕方ないじゃないか」という人たちがいました。今となってやっと、そういう問題じゃない、それどこじゃないことが多くの人に見えてきたのではないでしょうか。~
 
ゲストのEiboさんは古い友人です。 「魂の螺旋ダンス」の初版のそのまた元になったサルタヒコフォーラムに提出した100枚論文「螺旋 精神宇宙と大地の神々の統合へ」執筆の頃から、議論を交わしていた仲間たちのひとりです。(20世紀の終わりごろ)
 
 そのころの議論の焦点とは・・・・ ニューエイジとかスピリチュアルとかいう人たちの仲間たちの中に、だから天皇制や神道はいいんだという友人たちと、いや、だから天皇制や神道のやばさについては、しっかりとした整理と認識が必要なんだという友人たちがいた。
 
 それまでスピリチュアルな道において仲間と思っていた友人たちの中に、天皇制や神道に好評価を出す友人たちと、厳しい見方をする友人たちがいて、議論は喧々諤々。 なぜ、部族シャーマニズムを好評価しつつ、天皇制や神道についてはしっかりと批判する枠組を形成しなければならないか。 この点において、特に強い論戦を張っていたのが、Eibo さんや僕だった。 
 
その論戦には直接参加してなかったけど、前回ゲストの星川淳さんなども、天皇制や神道と、部族シャーマニズムを峻別する「魂の螺旋ダンス」の枠組に大きなエールを送ってくれていたひとりでした。 あの頃、論戦していたこと。
 
僕が必死で主張していたこと、それはここを曖昧にしたまま進んでいくと、やがて神道創価学会が、日本を支配して、とんでもない国になるということについてでした。 そ
 
して今。日本会議神道政治連盟創価学会に牛耳られた独裁政権によって日本はめちゃくちゃになっています。 今こそ、あのときにはっきりさせようとしていた理論的枠組が重要だし、なぜそれが大事だと直観したのかについてのそれぞれの経験や思いの分かち合いが重要になっているのです。 
 
それが『魂の螺旋ダンス』のアマゾンマーケットプレイスでの高騰、リバイバルにもつながっているのです。 
 
 今回の「第3回」の焦点は、ここ。部族シャーマニズムと、神道(民族国家宗教)の峻別。 古神道という詐欺。 これは政治的課題のそのまた根底において、この国の命運を左右している認識のゆがみ=日本すごい!を根底から撃つ、大事な話し合いです。 なぜ「日本すごい!」に依拠しなければ、自分自身を信頼し、限りなき働きを信頼し、しっかりと今ここに立ち、踊ることができないのか。